胃痛の症状でお悩みの方は秋葉原内科内視鏡クリニックへ

胃痛とは

胃痛とは、みぞおちから上腹部にかけて感じる痛みの総称です。「キリキリ」「ズキズキ」「重苦しい」など、感じ方は人それぞれです。

一時的な食べすぎやストレスであれば休息で治まりますが、長引く痛みは胃の粘膜の炎症や、機能低下のサインかもしれません。

症状のタイプと特徴

痛むタイミングや併発する症状によって、原因がある程度推測できます。

食後の痛み・重たさ

食後すぐにズキッとした痛みや重さを感じる場合、胃の動きが悪くなっているか、脂っこい食事で負担がかかっている可能性があります。慢性胃炎や機能性ディスペプシアが疑われます。

空腹時・夜間の痛み

お腹が空いている時や、夜中・明け方に痛みで目が覚める場合、過剰な胃酸が粘膜を刺激している可能性があります。十二指腸潰瘍の特徴的な症状でもあります。

キリキリする痛み・張り

鋭い痛みやお腹が張る感覚(膨満感)は、ストレスや自律神経の乱れにより胃の運動機能が低下しているサインです。

胸やけ・喉の違和感を伴う

胃酸が食道へ逆流し、焼けるような痛みや酸っぱいげっぷが出ます(逆流性食道炎)。声のかすれや咳が出ることもあります。

主な4つの原因

胃痛の原因は、粘膜の炎症(器質的疾患)だけでなく、働きの悪さ(機能的疾患)も大きく関わっています。

胃の機能低下(機能性ディスペプシア)

検査で潰瘍などの異常がないのに痛むのが特徴です。ストレス等で胃の動きが悪くなり、食べ物が長く留まって痛みを生じます。

胃酸の逆流(逆流性食道炎)

胃酸が食道へ上がり、炎症を起こします。食後すぐ横になる習慣や、肥満、加齢による筋力低下が主な原因です。

器質的疾患(胃炎・潰瘍・ピロリ菌)

ピロリ菌感染や鎮痛剤の影響で粘膜が傷つき、実際に炎症や潰瘍ができている状態です。

自律神経・知覚過敏

ストレスや疲労で自律神経が乱れると、胃が過敏になり、少しの刺激でも強い痛みとして感じてしまいます。

悪化させる生活習慣(NG行動)

日々の何気ない習慣が、胃痛の引き金になっていることがあります。

食べ方

早食い、大食い、よく噛まない。

食事内容

脂っこいもの、香辛料、炭酸飲料、アルコール、カフェインの摂りすぎ。

生活リズム

寝る直前の食事、睡眠不足。

その他

喫煙、長時間の前かがみ姿勢(デスクワークなど)、鎮痛剤(NSAIDs)の頻用。

検査と診断の流れ

痛みが続く場合、消化器内科で原因を特定する必要があります。

  1. 問診・触診
    痛むタイミングや生活習慣、ストレスの有無などを確認します。
  2. 基本検査
    血液検査で炎症の程度や貧血(出血)がないかをチェックします。
  3. 内視鏡検査(胃カメラ)
    食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察し、潰瘍、がん、ピロリ菌感染の有無を調べます。
  4. その他の検査
    胃に異常がない場合、超音波やCTを行い、すい臓や胆のうなど他の臓器も確認します。

治療と予防

原因に合わせた「薬」と「生活改善」の両輪で治療します。

医療機関での治療

  1. 薬物療法
    胃酸を抑える薬、胃の動きを良くする薬、知覚過敏を改善する薬などを処方します。
  2. 専門治療
    ピロリ菌が見つかった場合の除菌治療や、潰瘍などの治療を行います。

自分でできるセルフケア

  1. 食事の工夫
    腹八分目を心がけ、よく噛んでゆっくり食べましょう。
  2. 食後の過ごし方
    食後すぐに横にならず、2〜3時間はあけてから就寝します。
  3. 自律神経のケア
    十分な睡眠をとり、深呼吸や軽い運動でストレスを溜めないようにしましょう。

「ただの胃痛」と放置せず、症状が長引く場合や強い痛みがある場合は、早めに受診してください。